2007年ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンが来年のF1復帰に向けてルノーと交渉していることが明らかになった。
契約を1年残した状態でフェラーリから放出され、今年は世界ラリー選手権に参戦しているライコネン。しかしラリーでの成績は期待されたほどではなく、本人もF1に戻る意向を強めているという。
先のベルギーGPでロバート・クビサが3位表彰台に登るなど、復調の兆しが見えているルノー。エリック・ブイエ代表もライコネン側からコンタクトがあったことを認めている。しかしチームとしては、クビサはすでに2012年まで契約延長しており、あくまでもロシア人ルーキーのヴィタリー・ペトロフの契約延長可能性が優先だと語る。ライコネンの可能性はペトロフの動向次第ということだろう。