ミシュランは、FIA(国際自動車連盟)に対して、2011年からの世界ラリー選手権(WRC)のタイヤサプライヤーに申請したと発表した。
FIAが複数のタイヤサプライヤーに門戸を開く決定をし、ルールを改正する見通しとなったことから、ミシュランは申請したもの。
ミシュランは技術革新を確認するとともに、技術革新を市販用タイヤに導入するなど、競争力の高いタイヤを開発するため、タイヤサプライヤーに名乗りを上げた。
ミシュランは、FIAが2012年からラリー中に使用するタイヤ本数を削減するコミットメントに対して、燃費に優れたタイヤの開発に結び付くため、これの支持を表明している。
ミシュランは、ラリーの最高峰であるWRCが複数のタイヤメーカーを認めていた2005年まで参戦していた。同社のタイヤの装着チームは通算38回の世界タイトルを獲得している。うち20回は1973年に創設されたマニュファクチャラーズ・チャンピオンで18回は1979年に創設されたドライバーズ・チャンピオン。
来シーズンからミシュラングループは、ミシュランブランドのラリータイヤを供給する。