トヨタ自動車が2011年にも発売すると噂されている『ヴィッツ』のハイブリッドバージョン。その生産を、フランスでも行うことが計画されているという。
これは7日、『ロイター』が報じたもの。記事によると、トヨタは2011年4月から、ヴィッツの欧州仕様、『ヤリス』のハイブリッドバージョンの生産を、フランス・バランシエンヌ工場で開始するべく準備を進めているとのことだ。
このヤリスは、次期モデルとなる見込み。『オーリス』のハイブリッド、『オーリスHSD』の下に位置し、欧州におけるトヨタの入門ハイブリッド的役割を担うものと推測される。
30日に開幕するパリモーターショーでは、ホンダが『フィット』のハイブリッド仕様を初公開。同車は、日本では150万円前後の値付けが行われると予測されている。ヴィッツにハイブリッド仕様が存在するなら、戦略的価格で発売されるのは間違いないだろう。