レクサスが2011年初頭に発売する新型プレミアムコンパクト・ハイブリッド、『CT200h』。その最新PR映像が3日、動画共有サイトで公開された。
CT200hは今年3月、ジュネーブモーターショーにおいてデビュー。BMW『1シリーズ』や、アウディ『A3スポーツバック』などをターゲットに開発された。ライバルに対する最大のアドバンテージは、ハイブリッド専用車という点だ。
CT200hのハイブリッドシステムは、『プリウス』と基本的に共通。1.8リットル直列4気筒VVT-iエンジンにモーターを組み合わせ、モーター単独、エンジン単独、モーター+エンジンの走行モードを持つフルハイブリッド車だ。アイドリングストップや回生ブレーキも装備する。
2次電池はニッケル水素バッテリー。CT200hはEVモードを備え、最大2km、最高速45km/hでゼロエミッション走行できる。駆動方式はFFで、トランスミッションはE‐CVT。「ノーマル」「エコ」「スポーツ」の3モードが切り替えられる。
今回公開された最新PR映像には、トヨタの欧州開発拠点、TMEのブルーノ・リンケ車両評価担当部長が出演。CT200hをドライブしながら、ノーマル、エコ、スポーツの3モードの特性などを説明する。新型のエコ性能だけでなく、欧州仕込みのハンドリング性能もアピールされた映像は、動画共有サイトで見ることができる。