JX日鉱日石エネルギーは、タカラレーベンが9月4日から販売する新規分譲マンション「レーベンハイム光が丘公園」に、マンション用戸別太陽光発電システムが採用されたと発表した。
同システムが市販のマンション向けに採用されたのは初めて。
同システムは、独自に開発したパワーコンディショナを使ってマンションの各戸ごとの太陽光発電を可能としたもの。同社は戸建て住宅向けに家庭用燃料電池「エネファーム」を販売しているものの、これまでマンション向けには対応できなかった。
システムの導入により、マンション住民も戸建ユーザーと同様、電力会社と直接契約して太陽光発電による余剰電力買取制度を利用することが可能となる。
また、各戸のリビングには発電量やCO2削減量を一目で確認できるモニターを設置し、居住者に省エネ意識を高め、環境に対する貢献度を意識してもらう。