GM中国新車販売、シボレーとビュイックが牽引…8月実績

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GMは2日、中国における8月新車販売の結果を公表した。総販売台数は、18万1625台で、前年同月比は19.2%増を記録している。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC-GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。8月新車販売は、上海GMが前年同月比28.1%増の8万1063台、SAIC-GMが9万5119台だ。

上海GMでは、シボレーブランドが前年同月比33.5%増の3万8482台をセールス。09年4月に投入した『クルーズ』が1万1532台を販売したほか、新型『セイル』が8989台を登録。今年1〜8月累計販売は、クルーズが10万台、セイルが6万台を突破した。

ビュイックブランドは8月、前年同月比17.4%増の4万5684台を販売。ロワミディアムモデルの『エクセル』シリーズが、合計2万8794台を売り上げた。また、キャデラックブランドも、『SRX』を中心に、前年同月比177.6%増の1624台を販売する。

SAIC-GMでは、ベストセラーミニバンの『サンシャイン』が、8か月連続で月間5万台以上を売り上げる人気ぶり。09年8月に設立されたトラック合弁のFAW-GMは、5039台の実績を残した。

GMの今年1〜8月中国新車セールスは、156万7411台。フォルクスワーゲングループとの間で、中国ナンバーワンを巡る争いが激化している。

《森脇稔》

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