日本自動車販売協会連合会が1日発表した8月の新車登録台数(軽自動車を除く)は前の年の同じ月にくらべ46.7%の増加となり8月の増加率としては過去最大だった。
8月の登録は2年前の08年に対しても49.9%の増加だった。日本自動車販売協会連合会では「1月からの累計でもリーマンショック以前の水準に回復した」としている。
過去、全ての月を通じて最も伸び率が高かったのは昭和47年12月の69.6%増、2番目が昭和44年7月の64.3%増だった。今年8月はそれに次いで3番目に高い伸び率になった。昭和40年代はモータリゼーション真っ盛りの時代で、自販連によると、今回のように政策的な効果でこれほどの伸びを示したのは初めてという。