富士重工業が発表した7月生産・国内販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同月比10.7%増の5万1835台と9か月連続でプラスとなった。
国内生産は同6.9%増の4万4170台と順調だった。スバル『インプレッサ』や『フォレスター』が好調で、順次生産台数を縮小している軽自動車のマイナスをカバーした。スバルの軽自動車はダイハツからのOEMに切り替わることが決まっているものの、富士重製の軽自動車が販売中止となる前の駆け込み需要で好調に推移している。
国内販売は同1.1%増の2万0373台と10か月連続プラスだった。『レガシィ』が落ち込んだものの、軽自動車の販売が好調で全体を押し上げた。
輸出は同15.0%増の2万9718台と9か月連続でプラスとなった。米国、中国、豪州向けが好調だった。
海外生産は同39.3%増の7665台だった。北米で生産するレガシィが好調だった。