【ベストペインターコンテスト】世界の壁に挑む自動車ボディ塗装の“マイスター”

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フランスで開催される塗装技術者のコンテストに日本代表として出場する永塚伸洋氏のデモ
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「世界一の“ベストペインター”は誰か?」 9月7日より4日間、フランスはパリ郊外のクレルモンにて自動車ボディ塗装技術者のコンテストがおこなわれる。その名も「R-Mベストペインターコンテスト 国際チャンピオンシップ」(以下ベストペインターコンテスト)。2010年で10回目を迎える世界大会に、初めて日本代表が送り出される。栃木県宇都宮市のホンダボディーサービス栃木に所属する永塚伸洋さんだ。

ベストペインターコンテストは、ドイツの総合化学メーカーBASFが主催するもので、同社が展開する水性塗料を使い、塗装実技から筆記まで、カラーマッチング、カラーツール検索などの各科目で技能を競うコンテスト。 ヨーロッパ、中東、アジアなど世界各国から腕利きの塗装技術者17人が参加する。

永塚さんは現在27歳、塗装技術者として働いて7年目となる気鋭のペインター。日本でBASF社製の自動車向け塗料を供給しているBASFコーティングスジャパンが2009年12月に開催したペインターコンテストにおいて、8名のファイナリストによる決勝大会でみごと優勝、今回開催される国際大会に日本代表として初参加が決まった。

国際大会では塗装実技のほか、色を見分ける能力が試されるテストなどがおこなわれるが、これまで大会に参加するためのトレーニングをサポートしてきたBASFコーティングスジャパンの門傳真木人さんは「実技以外の分野を強化することで、実技も余裕を持って取り組めるようになった」と、理論を鍛えることで実技にもいい影響があらわれているという。

作業現場のほうが落ち着くという永塚さんは「フランスであっても作業現場に入ってしまえばやることは同じ」と落ち着いた雰囲気の持ち主。大会参加に関しては「周囲からプレッシャーを感じています」としながらも、実はその状況を楽しんでいる印象を受けた。

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