マツダモーターヨーロッパは23日、パリモーターショーの出展内容を明らかにした。その中でも、『マツダ2』(日本名:『デミオ』)の改良モデルが話題だ。
マツダ2は、欧州のマツダブランドの入門車として人気。改良モデルは、新しいフロントマスクを採用。バンパーやグリル、ヘッドランプのデザインを変更して、新鮮さをアピールする。マツダは「ユニーク・ファミリーフェイス」と表現している。
メカニズム面では、サスペンションの設定を見直し、乗り心地を向上。エンジンは、排出ガス性能の強化が図られた。欧州向けとしては、初めてオートマチックが用意されるのもニュースだ。インテリアの質感向上も追求する。
このほか、新型『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)と『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)には、「MZ-CD」型1.6リットル直列4気筒ディーゼルを新設定。マツダ5の場合、最大出力115psを引き出し、欧州複合モード燃費19.23km/リットルという高い経済性を実現する。CO2排出量は、旧2.0リットル比で、15%改善させている。