【e燃費チャレンジ 2010】プリウスPHVをサーキットドライブ、次世代エコカーの乗り味は?

エコカー ハイブリッド
 
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  • 参加者も自らステアリングを握ってプリウスPHVをドライブ
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  • 時間に限りがあるため、試乗できるのは抽選で選ばれた6名のみ
  • サーキットを疾走するプリウスPHV
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「e燃費チャレンジ 2010 in袖ヶ浦フォレストレースウェイ」では、自分のクルマ以外のハイブリッドカーをサーキットコースでテストドライブできるよう、トヨタ『プリウス』ホンダ『インサイト』『CR-Z』の試乗車も用意。さらにこの日は、『プリウスPHV(プラグインハイブリッド)』の試乗車の貸し出しが急遽可能になった。

試乗車は希望者のなかから抽選で選ばれる。その中でも人気が高かったのは、容量5.2kWhの大型リチウムイオン電池を搭載し、電気モーターだけで最大23.4km(JC08モード走行時)走行可能なプリウスPHVだ。希望者が殺到する中、くじ引きで当たりを引き当てた6人がテストドライブを行うこととなった。

EV走行距離が話題の中心になりがちなプリウスPHVだが、大型リチウムイオン電池の特性を生かしたパワフルな加速も魅力。最大40kW(54ps)まではバッテリーパワーで加速できるのだ。

6名はe燃費チャレンジと同様のコースをプリウスPHVでドライブ。ゼロスタートから100km/h付近まで加速するホームストレートを除いてほとんどはEVモードでの走行が可能で、ハイブリッドとはまた異なったエコカーのドライビング体験をそれぞれ楽しんでいた。

午前中の燃費チャレンジにおいて『インサイト』で22.4km/リットルという好記録を叩き出した石崎博之さんは運良く抽選でプリウスPHVに当選、「プラグインハイブリッドにはもちろん初めて乗りましたが、モーターだけで力強い加速をするのには驚きました。ガソリンエンジンとは別次元の感覚ですね」と感想を述べていた。

また、中尾博さんは現行『プリウス』オーナー。「電気自動車やプラグインハイブリッドには興味があり、どのような運転感覚なのか、関心がありました。ドライバーズシート周りの景色は自分のプリウスとほとんど変わらないのですが、走りはよりドッシリと重厚感があるな、という印象です」と語った。

《レスポンス編集部》

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