ヤマハ発動機は2010年12月期の通期連結決算業績見通しの上方修正を発表した。
売上高は欧米など先進国での二輪車、四輪バギーなどの販売が当初想定を下回る見通しだが、ASEANなど新興国での二輪車の販売が当初想定を大幅に上回る見通し。このため、売上高は従来予想よりも500億円増の1兆3000億円となる見込み。
収益では売上げが予想以上のほか、経費削減効果もあって営業利益は従来予想よりも350億円増の450億円、経常利益は450億円増の550億円となる見通し。
最終利益は収支トントンを予想していたが250億円の黒字に転換する見通し。