GPSと図面から施工目標を表示 日立建機のショベルカー

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日立建機は、油圧ショベル用マシンガイダンスシステムを発売する。

マシンガイダンスシステムは、キャブ内に取り付けた表示装置に、あらかじめ入力しておいた設計図と実際の建機のショベルの先端位置を並列表示することで、オペレータがこの差を埋めるように操作する。法面(傾斜面)仕上げの効率化などが図れる仕組みで、試験的な導入が始まっている。

システムは、油圧ショベルにGNSS(全地球航法衛星システム)受信機、回転・角度センサ、表示装置を取り付け、これら機材がバケット位置を3次元で計測し、表示装置に3次元施工図面から現在のバケット位置に適した施工目標面を演算、表示する。

同社ではシステム付きの油圧ショベルの本格的導入を前に、計測器メーカー各社が用意するマシンガイダンスシステムをオプション装備として販売する。12~30tクラスの油圧ショベルには、標準的な部品を用意、機器取り付け作業時間の短縮を図った。

《レスポンス編集部》

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