三菱ふそうトラック・バスは20日、来年発売する新型『キャンター』に搭載する予定の新型パワートレインを、川崎市の本社工場で発表した。
このパワートレインは、新型エンジン、新型トランスミッション、ブルーテックの三本柱で構成されている。
「4P10」型と呼ばれる新型エンジンはイタリアのフィアット・パワートレイン・テクノロジーズ社と共同開発したもの。DOHC・4バルブヘッドとピエゾインジェクターを備えたコモンレール式ディーゼル、可変ジオメトリータービンを組み合わせたクリーンディーゼルで、現行モデルに搭載されているパワートレインと比べ8〜10%も燃費性能を向上させているという(オプションのアイドリングストップ機構を含む)。