三洋電機、三洋半導体の株式と債券を売却

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三洋電機は15日、連結子会社の三洋半導体の全株式と同社に対する貸付金債権を米国のオン・セミコンダクター・コーポレーションの完全子会社であるセミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ(SCI)に売却すると発表した。

三洋半導体は半導体事業を立て直すため、2006年7月に同社の半導体事業を分社化して設立した子会社。三洋電機はパナソニックグループ入りした後、各事業を見直すとともに、シナジーを追求する中、三洋半導体の位置付けも検討してきた。

三洋電機はパナソニックの傘下に入った後、電池事業などに事業を集中していく方針で、三洋半導体の事業領域とは戦略分野・成長分野が異なっている。このため、三洋半導体と補完関係にあったオン・セミコンダクターの子会社のSCIに売却することにした。

《レスポンス編集部》

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