2011年7月に公開予定の映画『トランスフォーマー3』。その撮影が10日、米国シカゴで大々的に行われた。
『トランスフォーマー』は2007年、第1作を公開。スティーブン・スピルバーグ氏が制作総指揮を手がけ、1億5000万ドル(約180億円)もの制作費を投入。映画にはGMが全面的に協力し、新型シボレー『カマロ』が頭脳を持った金属生命体、オートボットの「バンブルビー」役で出演した。
第2作目の『トランスフォーマー:リベンジ』は、09年6月全米公開。『コルベット』の「スティングレイコンセプト」がオートボット「サイドスワイプ」役で新登場。GMの新型プラグインハイブリッド、シボレー『ボルト』も「ジョルト」役でデビューを飾っている。
新作の『トランスフォーマー3』には、どんなオートボットが出演するのか、ファンなら気になるところだが、その答えが10日、シカゴロケで判明した。
今回のオートボットのハイライトといえそうなのが、フェラーリ『458イタリア』。今年3月、マイケル・ベイ監督は公式ブログでオートボットに458イタリアを起用すると発表していたが、シカゴロケに初めてその姿を現したのだ。
他にもNASCARマシンという設定で、3台のシボレー『インパラ』が登場。シカゴ市内中心部に大規模な交通規制を敷いての撮影の様子は、動画共有サイトで見ることができる。