ヒュンダイ ソナタ 新型、エコランに挑戦…結果は28.18km/リットル

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韓国ヒュンダイがトヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』に対抗するべく今年2月、米国市場へ投入した新型『ソナタ』。このほど行われたエコランで、28.18km/リットルという優れた燃費をマークした。

ソナタはヒュンダイの主力ミドルセダン。新型は6代目にあたり、2009年9月に韓国デビュー。2009年12月には、米国でも新型が披露された。

米国仕様のエンジンは、直噴2.4リットル直列4気筒ガソリン「GDI」で、最大出力198ps/6300rpm、最大トルク25.4kgm/4250rpmを発生。米国向けのソナタは、アラバマ工場で生産され、今年2月に米国発売。価格は1万9916ドル(約180万円)からと、コストパフォーマンスが高い。

今回、米国のエコドライブ啓蒙サイト、「クリーンMPG」は、ソナタの6速MT仕様でエコランを実施。ウィスコンシン州ミルウォーキーを出発し、ニューヨーク州リバーヘッドまでの1000マイル(約1610km)を、ハイウェイ主体に1日で走行。その燃費を計測した。

ドライバーは、「クリーンMPG」を主催し、エコランのスペシャリストでもあるWayne Gerdes氏が担当。同氏は2009年4月、フォード『フュージョンハイブリッド』で、34.65km/リットルというガソリンミドルセダンの燃費世界記録を打ち立てている。

そして、ヒュンダイソナタのエコランの結果は、1065.2マイル(約1714km)を走行して、16.07ガロン(約60.825リットル)のガソリンを消費。ハイブリッド技術に頼らず、28.18km/リットルという優秀な燃費をマークした。

ちなみに、ソナタの6速MTの米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地10.2km/リットル、高速14.88km/リットル。今回のエコランでは、高速燃費の約2倍の結果を残したことになる。

ソナタの米国販売は好調。今年1~5月累計セールスは、前年同期比47.3%増の7万1478台を達成している。

《森脇稔》

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