アジアハイウェイ2万kmの起点、東京日本橋に標識設置へ

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標識設置イメージ(首都高速3号渋谷線上り・用賀付近)
  • 標識設置イメージ(首都高速3号渋谷線上り・用賀付近)
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首都高速道路は22日、東京からトルコとブルガリアの国境までの計14か国、約2万1000kmを結ぶ路線「アジアハイウェイ1号線」を示す標識を、日本橋道路元標の直上の都心環状線に26、27日にかけて設置すると発表した。

アジアハイウェイ(Asian Highway:略称AH)は、1959年に国連極東経済委員会で、アジア諸国をハイウェイによって有機的に結び、経済・文化の交流や友好親善を図り、アジア諸国全体における平和的発展を促進することを目的として取り組みが始まった道路網。2003年には32か国を経由する55路線、約14万kmとなる「アジアハイウェイ道路網に関する政府間協定」が採択された。

2005年に協定が発効したことを受け、日本においても国土交通省と各高速道路会社が協力し、協定に規定された標識を順次設置することになった。

約2万1000kmとなるアジアハイウェイ1号線の日本における路線は、日本橋道路元標がある日本橋の直上付近にある首都高速道路都心環状線の0キロポストを起点とし、東名高速道路、名神高速道路、中国自動車道、山陽自動車道、関門自動車道、九州自動車道、福岡高速道路を経由、 釜山につながるフェリーのある博多港まで連絡している。

標識は長方形で「AH1 ASIAN HIGHWAY」と表記される。各高速道路会社は2010年までに、AH路線に標識を設置する予定だ。

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