【新聞ウォッチ】「よくやった」感動の大歓声、W杯本田快勝ゴール

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日本 vs カメルーン(14日、フリー ステイト・スタジアム)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年6月15日付

●W杯、日本白星発進、本田の一発死守、カメルーンに1-0(読売・1面)

●環境分野で50兆円市場、新成長戦略案(読売・2面)

●トヨタと新日鉄 鋼材値上げ合意(読売・9面)

●EV電池再利用、伊藤忠が実験(朝日・8面)

●高速5社社長民間から「脱天下り」アピール経営効率化は不透明(毎日・4面)

●運転免許偽造し詐欺、宮城・岩手県警4人起訴(毎日・25面)

●光と影、中国自動車戦争、低速EV500社が手探り、コピー批判よそに「世界で優位に立とう」(産経・9面)

●酒飲まず、車いらず、自転車好き、買わぬ若者エコに関心(東京・8面)

●嵐を越えて、トヨタ新体制1年、最悪の時に来たバトン、豊田社長いきなり「謝長」に(東京・9面)

●株主総会、広がる開示、企業変わるか(日経・11面)

ひとくちコメント

「本田先制弾守り抜く」(朝日)、「本田1発日本快勝」(毎日)、「本田魂の一撃」(産経)、「本田、強気を現実に」(東京)。「本田」という大きな活字がきょうの紙面を飾る。自動車メーカーの「ホンダ」ではない。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、1次リーグE組の日本が1 - 0で強豪カメルーンを破った。

前半39分、松井大輔選手の右クロスをゴール前のサイドで受けた本田圭佑選手が、左足で冷静にけり込んで先制ゴールを決め、そのまま守り抜いた。深夜の列島が感動と興奮の大歓声に包まれた。

思えば、リーマン・ショック後から、暗いニュースばかりが続いて、日本人として興奮したことや感動したということが余りにも少なかった。それを“岡田ジャパン”が再び勢いづけた。

試合終了後、先制ゴールを決めた本田選手は「(おれは)持っている」と胸を張ったが、岡田監督は「選手たちが自分たちで勝ちたいという気持ち、チーム一丸で戦ってくれたおかげ」と語っていた。

この日、国会では菅首相の所信表明演説に対する各党の衆院代表質問が行われた。NHKがテレビでも中継したが、重箱の隅をつつくばかりの代表質問にはうんざりした。あれでは興奮も感動もない。W杯での日本チームのように与野党が一丸となってこの国を強くする政治を模索してほしいものである。

《福田俊之》

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