石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、6月7日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり138.3円となり、前の週よりも1.0円下落した。
原油調達コストの下落で石油元売り各社がガソリン卸価格を引き下げているため、店頭価格も軟化してきた。これで2週連続の値下がり。
都道府県別では香川のように2円下がった県がある一方で島根など、横ばいや小幅な下落にとどまった県もあった。
ハイオクガソリンは1円下落して149.1円、軽油は0.7円下がって116.8円だった。
★e燃費(運営:イード)によると、6月9日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は131.58円(前週比−1.12円)、ハイオクは141.74円(−2.49円)、軽油は109.09円(−0.74円)。
石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。