[チャレンジ・ビバンダム]アウディ A5、エコラリーで総合優勝

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  • アウディe-トロンがデザイン部門でデザイン賞に輝いた。運転席はブラジルのルラ大統領
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アウディは1日、ブラジル・リオデジャネイロで開催中の「ミシュラン・チャレンジ・ビバンダム2010」のエコラリーにおいて、アウディ『A5』が総合優勝したと発表した。

チャレンジ・ビバンダムは、大手タイヤメーカーのミシュランの主催で、1998年にスタート。「サスティナブル・モビリティ」(持続可能な自動車社会)をテーマに掲げ、各国の政府関係者や自動車メーカー首脳などが、活発な議論を交わす。

そのメインイベントのひとつが、世界中の自動車メーカーが、最新エコカーで参加するラリー大会だ。今年は約80台がエントリーし、350kmのルートで競われた。

アウディは今年の大会に、『A5クーペ』をベースに開発した『A5ライトウェイトプロトタイプ』で参戦。ボディのほぼすべてをアルミ化することで、1310kgの車重を実現。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」(180ps)は、バイオエタノール燃料を使用する。

このA5が、今年のラリーイベントで総合優勝。また、デザイン部門に出品したEVスポーツコンセプトの『e-トロン』が、デザイン賞に輝いた。さらに、『A3』のディーゼル仕様の「1.6TDI」が、CO2排出量、トータルエミッション、ノイズ、ハンドリングの4部門で、栄冠を獲得している。

《森脇稔》

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