ITSジャパン 2010年度総会を開催、プローブの官民相互活用めざす

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2010年度総会
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特定非営利法人 ITSジャパン は1日、都内で2010年度の通常総会および第12回理事会を開催した。総会では、昨年度の総会で豊田章一郎氏に代わりITS・ジャパン会長に就任した渡邉浩之氏が挨拶に立ち、続いて4省庁を代表して経済産業省製造産業局局長、平工奉文氏が来賓としてスピーチした。

2009年度の活動報告では、DSSSやASV、スマートウェイを対象とし、青森市や豊田市、横浜市など各地でおこなわれた路車間連携の大規模実証実験の結果評価を明らかにした。その実験結果からインフラ協調による安全運転支援技術を導入した場合、死亡事故にして59%、死亡には至らない人身事故でも52%は抑制が図られる見込みであることが報告された。

これらの実証実験の結果を踏まえ、ITSジャパンの2010年度活動計画案では、インフラの全国展開と車載器の普及促進を推進すると共に、環境・利便を含む次世代のシステムの構想のありようをとりまとめ、アジア地域を中心とする海外への情報発信や連携を強化していくことなどを提案。特に異議もなく活動計画案が認められた。

活動計画で特に注目すべきは、新たに設置される「プローブ共通基盤分科会」だろう。これは、自動車メーカーやカーナビゲーションメーカーなどが別個に収集しているプローブ情報の共有化を目指すというもの。民間からの情報と行政・国側のデータ(JARTIC/ETC/DSRCなど)からの情報をマージする仮想プローブセンターの創設を目指し、これらの交通情報の利活用を競争範囲とする「交通流情報交通基盤構想」を検討する。

これまではVICSやETCなど“インフラありき”の道路行政だったが、プローブの活用に目を向け、民間企業同士の情報交換への旗振り役としてITSジャパンが先導する役割となる。
《北島友和》

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