中古車用品チェーンを展開するアップガレージは6月5日より、同社として初めて新品タイヤを中心に取り扱う「東京タイヤ流通センター」を神奈川県大和市にオープンする。車への関心度が低いユーザーに分かり易くするため、車種ごとに均一の価格システムを導入する。
通常、タイヤはサイズによって価格が細かく異なっており、車への関心が低いユーザーにとっては自分の車に合ったタイヤのサイズや価格が分かりづらいという傾向がある。これを解消するため、同店では「4車種・3プライスの均一価格システム」を導入する。
具体的には、車種を「軽カー」「コンパクトカー」「ミニバン・小型セダン」「Lサイズミニバン・セダン」の4種類に分類し、それぞれに「アジア系ブランド」「国産ブランド」「ハイエンド」の3価格帯を設定する、というもの。これにより、タイヤサイズが分からなくても車種で価格を知ることができる。たとえば「軽カー」のアジア系ブランドならば、9990円均一(予定価格)といった具合だ。
原則としてタイヤメーカーの指定はできない。
安価で購入できるならメーカーを問わないという低価格志向、かつ、車への関心度が低いユーザーをメインターゲットに拡販をめざす。
また、2011年には同業態による多店舗展開、フランチャイズ展開を予定している。