ナビゲーションロボットを開発 パイオニアと川崎の中小企業

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

イクシスリサーチとパイオニアは、川崎市の知的財産戦略推進事業「知的財産交流会」を通して「カーナビ連動型ナビゲーションロボット」を共同開発した。

川崎市内の高い技術力を持つものの、投資余力が限られる中小企業と大企業が手を組んで、ロボット開発で成果を収めたもの。

今回開発したカーナビ連動型ナビは、カーナビが出力する走行経路の左右の方向指示信号を受けてロボットが指の動きで道案内することで、進行方向をより分かりやすく認識できる。イクシスリサーチが持つ「モーションメディア」技術と、パイオニアが持つ「カーナビゲーション」技術を融合することで実現した。

今回の共同研究により、カーナビゲーションからの経路案内情報を取得してドライバーに、より直感的な情報を提示することが可能となった。イクシスリサーチは今後、聴覚障がい者や高齢者向けのナビゲーションロボットの実現のために、川崎市福祉製品開発支援補助金などを活用してリハビリテーションセンターの専門家の協力を受けて、研究開発を継続する。

《レスポンス編集部》

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