住友ゴム工業は、4月8日の「タイヤの日」の前後に全国47都道府県の道の駅などで行うタイヤ安全点検活動、「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」を実施した。今回の活動では、空気圧の過不足などタイヤにかかわる整備不良率が全体の約25%だったことがわかった。
同社は、2008年10月から年2回、「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」として全国47都道府県でタイヤ安全点検活動を実施している。タイヤに起因する事故の未然防止を図るため、装着タイヤの残溝、空気圧、タイヤ表面の損傷などを点検し、タイヤの安全で正しい使用方法、管理方法を訴求するのが目的。
さらに今回は、今年1月から始まったタイヤの「ラベリング制度」について、分り易く解説した小冊子を配布し、来場した顧客に制度の内容や低燃費タイヤ『エナセーブ』シリーズについて説明した。
今回の活動では、全国で4985台を点検した結果、空気圧の過不足などのタイヤにかかわる整備不良率は全体の約25%も占めた。内訳はタイヤの残溝不足が3.4%、空気圧の過不足が10.7%だった。
同社では今後もドライバーにタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法などを訴求していく。