オートバックスの中期経営計画…120店舗を新規出店

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オートバックスセブンは、2010年4月から2014年3月までの4年間を対象とする「オートバックス2010中期経営計画」を策定した。

新しい計画の基本的な考え方では、顧客視点で提供価値の再構築を図る。

事業戦略としてコア事業である国内オートバックス事業に集中し、抜本的な強化を図ることで、店舗収益率と市場シェアの向上を図る。具体的にはオートアフター市場のシェアを現状の14%から18%に引き上げる。既存店舗の売場改革や商品・仕入れ改革などで営業利益率を現在の5.4%から6.9%に引き上げる。

新規店舗としては120店を出店する。既存店は全店舗で「選びやすく、買いやすく、楽しい売り場」を目指して店舗レイアウト、陳列などを改善する。

また、財務戦略として事業戦略実現に向けた投資を積極化し、営業キャッシュフローの創出に注力するとともに、株主還元の強化と資産の効率化を実施することで株主価値の継続的な向上を図る。

経営目標は連結営業利益160億円、ROE7.0%、連結株主資本配当率3.0%を目指す。

さらに環境配慮型店舗を展開するため、実験店舗を今年9月と来年3月に開設する。

《レスポンス編集部》

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