【ベントレー ミュルザンヌ 日本発表】豪華なインテリアに触れて

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  • ベントレー・インテリアデザイン部門トップのロビン・ペイジ氏
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ベントレーの真骨頂は、その豪華なインテリア。まず、乗り込む時に最初に触れるステンレス製のドアハンドルには、内側に伝統的なローレット加工(細かな編み目模様の凹凸)が施される。握りやすく細部まで行き届いた配慮を感じさせてくれる。

ドアを開けると、ウッドとレザーで埋め尽くされたインテリアに圧倒される。標準インテリアカラーは24色、標準カーペットカラーも24色、標準シートベルトカラーも24色、標準ウッドパネルは9種類の中から選ぶことができる。そしてもちろんこの標準カラー以外にも、顧客の好みで選択が可能だ。

ミュルザンヌのレザーは、ヴィンテージベントレーオーナーや職人への聞き取りを今回行い、さらになめらかでリッチな風合いを持たせた。たとえばアームレストのレザーも、裏にフォームトリムを施し五層構造とし、肘を置くとスッと沈む柔らかな感触にこだわった。インテリアに使用したレザーは、牛およそ15頭分。

ミュルザンヌでは、インテリアのウェストレールに厚みのあるウッドを、グルッと一周させた。リング・オブ・ウッドと呼ばれる意匠だ。しかもミラーマッチと呼ばれる伝統の、左右が完璧に対称模様のウッドを使う。そのウッドの使用量は、前モデルの『アルナージ』のなんと3倍。

伝統のブルズアイ・エアベント、オルガンストップは、本物のクロームパーツを使用。細部までこだわる。

また操作類は、ワンタッチ、ワンアクションのコンセプト。独高級車達のように、複雑なインターフェイスや階層深い構造の操作を強いることはない。

インテリアの製作には、ミュルザンヌの全工程のうちのほぼ半分に当たる、170時間以上が費やされる。ミュルザンヌのインテリアは、すべてがケタ違いの豪華さなのだ。

《松本明彦》

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