ボルボ・カーズ・ジャパンは、春の大型連休を前に、シートベルトを中心とした車の安全に対する意識調査を実施し、その結果をまとめた。調査結果によると、一般道で後席シートベルトを必ず着用と答えた人は36.6%にとどまり、3人のうち2人が着用しないことが分かった。
調査は20代から50代までの各性年代100人、合計800人を対象に実施した。
今年の6月で後席シートベルト着用の義務化から2年経つが、調査結果によると、一般道で後席シートベルトを必ず着用と答えた人はわずか36.6%、3人のうち2人が着用していないことが分かった。また、家族や友人が後席に乗車する際、シートベルト着用を促すかを聞いたところ、必ず促す人は26.9%、促すように心掛けているは29.5%だった。
また、一般道での後席シートベルトの義務化を知らなかった割合は約3割。仮に義務でなければ後席シートベルトを着用しないという意見は74.7%だった。後席シートベルト着用の違反罰則内容が厳しくなった場合には9割が「着用するようになると思う」と回答した。
後席シートベルトを装着しないシチュエーションの1位は「近所への買い物」、次いで「疲れている」。さらに、後席シートベルトは未着用でも「安全だと思う」「前席に比べて安全だと思う」という意識が全体の約半数を占めている。後席シートベルト未着用の理由は1位が「面倒くさいから」、次いで「窮屈に感じるから」。
一方、2人に1人が、渋滞時などに居眠りやよそ見などで、ぶつかりそうになった経験があると回答した。同様に、2人に1人が、衝突を避けることができる機能やシステムが搭載された自動車があれば購入したいと回答した。