【北京モーターショー10】サーブ、北京汽車バージョンが登場

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北京汽車C71
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中国の北京汽車工業ホールディング(BAIC)の子会社、北京汽車(BAW)は23日、北京モーターショーにおいて、『C60』と『C71』を公開した。サーブ『9-3』と先代『9-5』の北京汽車版だ。

GMは昨年12月、傘下のサーブブランドについて、その一部をBAICに売却すると発表。最終的にサーブブランド自体は、オランダのスーパーカーメーカー、スパイカーカーズが買収したが、BAICはサーブの優良資産のみを買収する形で、現行9-3と先代9-5の知的財産権、それに伴うパワートレイン技術、生産設備一式を、2億ドル(約190億円)で手に入れた。

そして、スウェーデンから中国へ、サーブ車の生産ラインの移転が完了。今回の北京モーターショーにおいて、北京汽車は現行9-3をC60、先代9-5をC71のネーミングで公開した。

C71に関しては、前後マスクをサーブ9-5から若干変更しているものの、C60はほとんどサーブ9-3のまま。もちろん、両車ともパワートレーンなどのメカニズムは、サーブのものを踏襲している。

C60とC71は2011年初頭から、中国でセールス開始。両車はサーブのコピー車ではないから、正規モデルとして堂々と販売される。

《森脇稔》

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