GMオンスター、中国加入者が1000人突破

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中国でのサービス開始から2か月で、1000名の加入者を獲得
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GMは3日、子会社のオンスター社が手がけるテレマティクスサービスの「オンスター」が、中国でのサービス開始から2か月で、1000名の加入者を獲得したと発表した。

オンスターは1995年、米国で導入されたカーテレマティクスサービスの草分け的存在。衛星を利用した自車位置特定技術により、事故やトラブル発生時、警察や消防などへの連絡を自動的に行ってくれるのが特徴だ。すでに米国では、560万人以上がオンスターに加入している。

中国ではオンスター社、上海汽車、上海GMの3社が合弁設立した上海オンスターテレマティクス社が、サービスを提供。2009年12月20日、その搭載第1号車として、キャデラック『セビルSLS』が、ユーザーに納車された。

中国でのオンスターは、緊急通報、遠隔操作によるドアロック解除、盗難車追跡など、14のサービスメニューを用意。キメ細かいサービスが評価され、加入者がサービス開始からわずか2か月で、1000人を突破した。1000台目のオンスター搭載車は、ビュイック『エンクレイブ』。2月28日、瀋陽在住のDai Yongping氏に引き渡された。

上海オンスターテレマティクス社は年内をメドに、他のキャデラック、シボレー、ビュイックの各車にも、オンスターを拡大展開する方針。オンスター社のクリス・プレウス社長は、「我々は誇りを持って、中国でサービスを実施。米国と同レベルの安心・安全なサービスを、提供していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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