スウェーデンのケーニグセグ(Koenigsegg)社は2日、ジュネーブモーターショーにおいて、新型スーパーカー、『アゲーラ』(AGERA)を公開した。
ケーニグセグ社は1996年、『CC』をリリースし、スーパーカーメーカーの仲間入り。2006年にデビューした『CCX』は、4.7リットルV型8気筒ツインターボ(806ps)を搭載し、0-100km/h加速3.2秒、最高速395km/hという圧倒的な性能を発揮する。また同社は09年、GM傘下のサーブ買収に名乗りを上げ、一躍世界にその名を広めた。
そんなケーニグセグ社の最新スーパーカーが、アゲーラ。ミッドシップに置かれる4.7リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力910ps、最大トルク112kgmを発生する。102kgmもの強大なトルクを、2680 - 6100rpmの幅広い領域で、発生し続ける特性を持つ。
車両重量は、アルミやカーボンファイバーの効果で1290kgに抑えられ、0-100km/h加速3.1秒、最高速395km/hオーバーという驚異的なパフォーマンスをマークする。
アゲーラは、ジュネーブモーターショーでの公開後、オーダー受け付けを開始。数年以内に、少量を生産する計画だ。