フォルクスワーゲンは25日、『ゴルフR』の販売開始に合わせ、新しいオフィシャル写真を公表した。
ゴルフRは、昨年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。『ゴルフ』シリーズの最強グレードに位置づけられる。
エンジンは直噴2.0リットル直4ターボ「TSI」で、アウディ『S3』『TTS』用をベースに吸排気系に専用チューンを施したユニットだ。最大出力は256ps、最大トルクは33.7kgm。最大トルクは2400 - 5200rpmの幅広い領域で発生し続ける柔軟な特性を持つ。もちろん、サスペンションとブレーキも強化されている。
駆動方式は、フルタイム4WDの「4モーション」。トランスミッションは6速DSGで、0-100km/h加速は5.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。
内外装は、「フォルクスワーゲンインディビジュアル」によって、スポーツ性が引き上げられた。外観はグリル、バンパー、サイドスカート、ルーフスポイラー、アルミホイールなどが専用デザイン。フロントのLEDポジションライト、リアのLEDテールランプも識別点だ。
室内には、スポーツシート、3本スポークのフラットボトムステアリングホイール、アルミペダルなどを採用。インパネやシフトレバーには、アクセントとしてアルミパネルを装備し、シートやステアリングホイール、サイドシルには、「R」のロゴが添えられる。
ゴルフRは日本では17日に発表され、価格は505万円。フォルクスワーゲンが公表した新写真からは、ゴルフ史上、最強のRグレードのディティールが確認できる。