フェラーリは21日、公式サイト「Ferrari.com」の日本語バージョンを公開した。英語とイタリア語に続く第3の言語として、日本語が選ばれた。
「Ferrari.com」は、市販モデルをはじめ、F1などのモータースポーツ、フェラーリ公認グッズなど、フェラーリのすべてを伝えるオフィシャルサイト。2009年にサイトのデザインを一新し、さらに内容が充実した。
これまで言語は英語とイタリア語のみとなっており、日本語には対応していなかった。しかし、フェラーリは今回、サイトの日本語バージョンを公開した。
これは、フェラーリの日本市場重視の表れと受け取れる。フェラーリは1965年から日本市場に参入しており、2009年は不況下にもかかわらず、08年比21.8%増の548台を販売した。また08年には、フェラーリの子会社、フェラーリジャパンを設立。日本をアジアにおける重要市場のひとつに位置づけている。
フェラーリは現在、「Ferrari.com」の中国語バージョンを製作中。フェラーリが中国よりも日本を先に対応したのは、意義のあることかもしれない。
フェラーリ公式サイト URL
http://www.ferrari.com/Japanese/Pages/Home.aspx