アウディ、次世代車に9615億円の大型投資…Q5ハイブリッドも

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Q5のハイブリッドモデルも開発を行う
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アウディは28日、2009年から2012年までの4年間に、総額73億ユーロ(約9615億円)を投資すると発表した。『Q5ハイブリッド』をはじめ、環境対応車の開発を強化する。

総投資額73億ユーロの80%に当たる59億ユーロ(約7780億円)は、新商品や新技術の開発に充当。これには、『eトロン』などのEVやハイブリッド車も含まれる。

新商品としては2010年、『A1』『A7』『A8』『R8スパイダー』を発売。さらに2010年末までにアウディ初のハイブリッド、Q5ハイブリッドを発表し、2011年初頭に市販する。現行34の車種ラインナップは、2015年までに42モデルへ拡大する計画だ。

これに合わせて、2012年までにドイツ国内2工場へ38億ユーロ(約5000億円)を投資。インゴルシュタット工場には、25億ユーロ(約3290億円)を投入し、A1のプレス工場や次期『A3』『A4』用の製造ラインを整える。トランスミッションや排出ガスに関する研究開発施設も併設。ネッカーズウルム工場には13億ユーロ(約1710億円)を投資し、『A6』、A7、A8用の新しい製造ラインや新エンジンのテスト設備を導入する。

アウディのAxel Strotbek取締役は「今回の投資は、アウディの成長の基礎となるもの」と語っている。

《森脇稔》

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