ヤマハ発動機は17日、パーソナルウォータークラフト「ヤマハマリンジェット」シリーズから新型『MJ-VXクルーザー』を2010年3月1日から発売することを明らかにした。
MJ-VXクルーザーは、新たに専用のデッキデザインを採用した。外観全体をシャープなイメージとしたほか、デュアルミラーの位置を後方の視認性が確保できるようにした。また、エンジン始動のロックと解除ができるセキュリティ・システムやエンジンの最高回転数を抑えるLモード、リバース機能などの電子制御装置をはじめ、水中からのエントリーを容易にするリボーディングステップなど、機能の充実を図った。
軽快なライディングを追求するため、人間工学を取り入れて設計されたクルーザーシートを採用、加速時や旋回時にもライダーを確実にホールドするほか、長距離クルージング時の疲労を軽減する。
VXシリーズの走行特性に合わせて開発した4ストロークVXエンジンを搭載し、軽量・コンパクト化した艇体とのマッチングにより、軽快な加速性とライダーの意図に忠実な小気味よいハンドリングを実現するとしている。
販売計画は国内で初年度100隻。
価格は156万7440円。