【ロールスロイス ゴースト 発表】贅を尽くしたインテリア

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ロールス・ロイス・モーター・カーズは、新型高級サルーン『ゴースト』を日本でも公開し、受注を開始した。

そのインテリアで使用されるレザーは、有刺鉄線などとは無縁の牧場で育てられた雄牛から取られており、可能な限り傷などの少ない原皮を厳選しているとロールス・ロイス・モーター・カーズの関係者はいう。

また、ゴースト1台のインテリアには、少なくとも8枚の原皮が使用され、色味を統一するため1台の車両には同時に染められた原皮のみを用いている。原皮の彩色は、塗装ではなくドラム染色されるため、深部まで染料が行き渡る。この染色プロセスにより皮が持つ本来の手触りや柔らかさが保たれ、ひび割れやきしみを防止するとともに耐久性を高めている。

ゴーストに用いられる天然のウッドは、自然の節材や木目材はその複雑な文様と趣を基準に厳選され、非常に薄い断面が取れる最上級の丸太しか選ばないという。また、どの車両でも1本の木からとられたウッドベニヤだけが使用されている。これにより、インテリア全体で木目が調和するだけでなく、それぞれのウッドパーツがともに年月を重ね、同じペースで色合いを深めていくという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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