東京モーターショーで展示されていた日産『GT-R』の2010年モデルは、サスペンションの見直し、ディフューザーの標準装着など走りに関するチューンが行われながら、価格が据え置きというのが特徴だ。
ほかにもいくつか特徴があるが、センターコンソールにUSB端子が装備されたこともそのひとつだ。これによって『iPod』などの接続が容易になることと、ノートPCなどを使ったカーナビの地図更新が旧モデルより簡単、短時間にもなったそうだ。
さらに、このUSB端子にはマルチファンクションメータなどに表示されるログデータも出力される。これをUSBメモリなどに保存し、ニスモが提供しているデーターロガーキットに接続すれば、PCなどでその表示、記録、解析が可能だそうだ。
ここまでくると、そのデータを無線LANか携帯電話で飛ばすと、新しいプローブシステムができそうだ。GT-Rの進化は止まらない。