ホンダは、来年投入するハイブリッド(HV)のスポーツ車を『CR-Zコンセプト2009』として参考出品した。伊東孝紳社長は、「HV初の6速マニュアルミッションを備える」など、具体的な仕様を初めて明らかにした。
搭載エンジンが『インサイト』の1.3リットルより大きい「1.5リットルi-VTEC」となることも公表、「走る楽しさと燃費を両立した新価値を提案する」と語った。来年2月にまず日本に投入、順次欧州、北米でも発売の計画という。
伊東社長はクルマの電動化技術を進化させるプロセスで、「ホンダが最優先で取り組むべきはHVを普及させること」とし、今後も「商品展開を拡大する」と強調した。