21日、鈴商はオリジナルスポーツカー『スパッセV』を東京モーターショーで披露した。マツダ製ターボエンジンをミッドシップに搭載するライトウェイトスポーツ。
同社ではこれまで、ロータス『スーパー7』のレプリカ『バーキン7』の改造などから始まり、同社オリジナルカーとして『スパッセ』を2004年に発表。今回のスパッセVは、同社のオリジナルカー第2弾となる。
スパッセVは、アルミやFRPなどの素材を採用したボディで、車重は850kgと軽量に仕上げられている。エンジンは、マツダ製の直噴2.3リットル直4ターボを採用。
同社担当者は比較対象となるのはロータス『エリーゼ』ぐらいとしながらも「こちらはターボがついていますから」と違いを強調、価格は500万円を超える程度としている。ターゲットとする顧客層や、販売目標台数などは未定。
「光岡自動車の『オロチ』に触発されたのですか?」との問いには、同社の担当者は否定。「クルマ好き」がこうじて新型スポーツカーを仕上げてしまった、というのが真相のようだ。