トヨタ自動車は21日、『ヴィッツ』のパワーウィンドウスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年1月18日 - 同年8月25日に製作された8万2226台。
運転席ドアにあるパワーウィンドウスイッチ内部の接点で、グリースの塗布方法が不適切なため、接点の端子間にグリースが溜まり、端子間が短絡してドアガラスが作動不良となり、発煙・発火から火災に至るおそれがある。
全車両、スイッチの基盤を良品と交換する。
不具合発生件数は32件で、市場からの情報で発見した。火災事故が1件起きている。