【東京モーターショー09】日産 フーガ…森の空気と本格オーディオ

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フーガ新型
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日産自動車は、まもなく発売を予定している『フーガ』新型を第41回東京モーターショーに出品する。そのインテリアの快適性を考えたとき、「空気と音」だと話すのは商品企画室、大澤辰夫さん。

空気について「クルマの中を森の空気で満たして汚い空気を入れないという考えです。車内の臭いは外に出す。次に、プラズマクラスターイオンで除菌や消臭を行う。そして、ゆらぎ風でそよ風を再現してアロマで香りをつけて、湿度などをコントロールして極力森の空気に近づけようとしています」と説明する。

音については、「以前からBOSEのサウンドを使っていますが、スピーカーを16スピーカーと増やし、パワーアンプを14本積んでマルチ駆動させて5.1chの本格サラウンドを実現しています」。

「ご夫婦で乗る時に夫と妻で設定が違うといった場合が多いので、ドラポジの設定にプラスして、エアコン、オーディオやナビなどの設定が、キーでドアを開けるとキーの所有者の設定になるようにしました」と細かい気配りもしているという。

「静粛性では全車アクティブノイズコントロールを標準装着。低回転でATがロックアップするとこもり音が発生するのですがそれを消しているので、相当低回転でロックアップ可能となりました。これは燃費にも貢献しているのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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