パナソニック電工は、10月10日から運行開始するJR九州の日南線観光特急「海幸山幸(うみさちやまさち)」の車両用照明として、LED照明器具89台を納入した。
海幸山幸はJR九州の日南線の2両編成の観光特急列車で、潮嶽神社や青島神社が舞台となっている「海幸彦」「山幸彦」の神話にちなんで名付けられた。
今回採用されたLED照明器具は、主照明用途に「LED薄型シーリングライト(拡散配光)」59台と、停電保安灯に「LED薄型ダウンライト」15台、ブラケット内蔵光源として「LED1ユニットタイプ」15台。
LEDは寿命が長く、電力消費量も少ない。今後、鉄道車両でのLED採用は拡大する見込み。