J.D.パワーアジア・パシフィックは、2009年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査(市販据え置き型ナビセグメント/市販PNDセグメント)の結果を発表した。
調査は、市販ブランドのカーナビに関する顧客満足度を測定したもので、検索・案内機能、音楽・映像機能、通信を利用したサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く測定した。
今年3回目となる市販ナビ調査は国内市場で需要が急拡大しているPNDセグメントを新設し、従来の据え置き型ナビと区別して調べた。
この結果、据え置き型の顧客満足度ランキングでは、対象となった6ブランド中、パイオニア「サイバーナビ」が2年連続トップとなった。サービスサポートやドライビングサポート、カーライフサポートなどの評価が高かった。2位はパナソニック「ストラーダFクラス」、3位はパイオニア「楽ナビ」だった。4位がパナソニック「ストラーダ」、5位が富士通テン「イクリプスAVN」、6位がクラリオン「MAX」シリーズだった。
初の調査となったPNDの顧客満足度ランキングは、対象となった3ブランド中、ソニー「ナブ・ユー」がトップとなった。ドライビングサポートやコストの評価が高かった。2位はサンヨー「ゴリラ」、3位がパイオニア「エアーナビ」となった。