日野自動車は、トラック運送事業者向け省燃費運転、安全運転講習・試乗施設である「お客様テクニカルセンター」(東京都羽村市)の累計受講者数が10月8日に2万人に到達したと発表した。
同センターは、自動車メーカーが直接運営する常設の顧客向け講習施設として、2005年に日本で初めて開設した。2007年11月には受講者が1万人を突破し、今回累計2万人を達成した。
運送事業者は、軽油価格が1リットル当たり100円を超え、燃料コストが上昇しているため、燃料経費削減のために、省燃費運転に対する関心が高まっている。同センターでは、トラックドライバーに省燃費運転や安全運行を指導することで、運送事業者のニーズに対応していく。
同センターでは、講習内容の充実を図り、顧客の期待をカタチに出来るよう「お客様お役立ち活動」を継続するとしている。