【新聞ウォッチ】東京モーターショー、各社の出展内容出そろったが…

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月8日付

●台風18号厳戒、通勤・通学直撃の恐れ(読売・1面)

●台風接近で車5社操業を一時停止へ(読売・10面)

●次世代エコ車、ハイブリッドか電気自動車競う各社「両にらみ」東京モーターショー24日から(朝日・12面)

●円、一時87円台目前乱高下、投機筋が主導か(朝日・15面)

●新生GM90日「改革の手綱緩めぬ」トップ会見(朝日・15面)

●道路で滑空気分、日産がEV「グライダー」(毎日・8面)

●米大統領、来月12日来日(産経・1面)

●モーターショーの前哨戦? シーテック目立つ自動車関連展示(産経・10面)

●都心で環境配慮の交通システム(産経・19面)

●ドクターヘリ、高速道で訓練(産経・20面)

●フロアマット問題、認識の違い鮮明、トヨタ「注意喚起」米当局「リコール通知」(東京・7面)

●車の技術でインフル発見(東京・7面)

●米当局、トヨタ「タンドラ」調査、ピックアップトラック、「車体に不具合」報告(日経・9面)

●電気自動車普及へ実験、協議会きょう発足(日経・15面)

ひとくちコメント

ユニークな超小型電気自動車『ランドグライダー』などを出品する日産自動車が報道機関向けに“解禁”したことで、今月21日(一般公開は24日)から開幕する東京モーターショーの出展概要が出そろった。

先月29日に発表したマツダを皮切りにこれまで各社の出品車を小出しにしてきたが、きょうの各紙は、全体の傾向と“目玉”のコンセプトカーなどを一挙に紙上公開している。

朝日は「ハイブリッドか電気自動車 競う各社“両にらみ”」というタイトルで、「次世代エコカー」の覇権をかけ、人気のハイブリッド車で先行する陣営と、来年にかけて本格投入される電気自動車で追う陣営が、お互いの自信作を競い合う場になると報じている。産経も「未来へエコ技術競演」、日経は「次世代エコカー開発加速、日本勢、電動技術で優位」との見出しで各社が出展する主要エコカーの一覧表を掲載。

こうした中、毎日は「進む中国シフト、岐路に立つ東京ーモーターショー」として、「国際色の乏しい『かつてない寂しいショー』(業界筋)になりそうだ」としながら「新たな存在意義や魅力をどう打ち出すか問われている」と指摘している。

主催する日本自動車工業会はエコカーの試乗会など新企画を採り入れて集客力アップを目指すが、出展企業が半減したにもかかわらず、入場料無料枠を中学生まで拡大したとはいえ、一般は前回同様の「1300円」というのはこのデフレ時代に見合った料金設定なのだろうか。

《福田俊之》

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