アウディは6日、中国(香港を含む)における9月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約1万5000台で、前年同月比は37%増と過去最高をマークした。
今年1 - 9月累計でも、アウディの中国販売は好調。1 - 9月には10万8859台を販売し、前年同期比20%増を達成した。
好調の要因は中国専用の2モデルにある。今年1 - 9月期において、『A4L』が前年同期比53%増の2万4763台、『A6L』が16%増の7万3966台をセールス。中国専用のロングホイールベース仕様車が、販売を牽引している。
アウディは2015年までに、現在88都市139か所の販売店を40%以上増強し、200拠点以上にする計画。現地合弁企業の一汽大衆(フォルクスワーゲン)の長春工場では、A4LとA6Lに加えて『Q5』の生産も開始しており、アウディは中国での攻勢を強めている。