アウディ『R8スパイダー』は、スタイルだけでなく、レーシングカー並みのスペックを持つオープン2シーター。525psを発揮する5.2リットルのV10エンジンがミッドマウントされる。
トップは流行のメタルルーフではなく、重量増を避けるためコンベンショナルなソフトトップを採用している。走行中でも50km/h以下なら、トップの開閉が可能でトップの開閉に要する時間は、わずか19秒。
クーペのR8との外観上の違いは、特徴的だったアルミ製「サイドブレード」をボディ同色に変更している点。また、ミッドシップのエンジンカバーは、両側にエアベントの付いた専用デザイン。このサイドブレードパネルとエンジンカバーには、軽量なカーボン複合素材が使用される。Aピラーがアルミコート仕上げとなるのもスパイダーの個性だ。