【東京モーターショー09】トヨタ FT-86…ドライバー主体のスポーツカー

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トヨタ自動車は第41回東京モーターショーに、クルマ本来の運転する楽しさ、所有する歓びを提案する小型FRスポーツのコンセプトモデル『FT-86コンセプト』を出品する。

「新世代のスポーツカーを提案したいという思いで作った」とはBRスポーツ車両企画室、多田哲哉さん。

「このクルマの最大のテーマは、クルマを操る楽しさをより沢山の方に味わってほしいという思い。最近スポーツカーはいろいろ出てきているが、クルマが速いのか、自分の運転がうまいのかがよくわからないという声をよく聞きます」という。

そこで、「ドライバー主体のクルマをもう一度作りたい」と考え開発がスタートしたという。「さらに環境性能を強く意識したうえで、誰にでも操れるという感覚を大事にして徹底した低重心化、軽量化を図りました」と話す。因みにエンジンは水平対向4気筒自然吸気ガソリンエンジンを採用している。

「デザインコンセプトは鍛え抜かれた筋肉。ボディカラーは赤。トヨタのスポーツカーの再出発という意気込みでいずれのクルマにもない赤を採用した」とこのモデルに対する意気込みを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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