VW ゴルフ GTI 新型、米国では200psにデチューン

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フォルクスワーゲンオブアメリカは、新型『GTI』(『ゴルフ GTI』)を発表した。欧州や日本仕様と比較して、最大出力が若干抑えられているのが特徴だ。

ゴルフGTIは、『ゴルフ』伝統のスポーツグレード。米国ではゴルフ(または『ラビット』)とは独立した車種に位置づけられ、歴代モデルはGTIとして販売されてきた。

新型GTIは、3ドアと5ドアの2ボディを用意。それぞれにベースグレードとレザー内装など装備を充実させた「アウトバーン」グレードが設定される。

米国仕様の注目がエンジンだ。欧州や日本仕様と同じく直噴2.0リットル直4ターボ「TSI」を搭載するが、その最大出力は200psと10ps低められた。最大トルクは28.6kgmと不変だが、その発生回転数は1800‐5000rpmと若干トルクバンドが狭い。これは米国の道路環境や顧客の嗜好などを考慮した結果だ。

トランスミッションは6速MTが基本で、6速2ペダルMTの「DSG」はオプション。0 ‐ 96km/h加速は6.8秒(DSGは6.7秒)、最高速は210km/h(リミッター作動)と動力性能は1級である。

環境性能も良好で、米国EPA(環境保護局)燃費は、6速MTが市街地8.93km/リットル、高速13.18km/リットル、6速DSGが市街地10.2km/リットル、高速13.6km/リットルだ。

新型GTIの現地価格は、2万3290ドル(約207万円)から。同時発売される新型ゴルフとともに、2010年モデルのハイライトに位置づけられる。

《森脇稔》

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