ドイツ連邦共和国バーデン・ヴェルテンベルグ州のギュンター・オッティンガー首相が2日、三菱ふそうトラック・バスの川崎工場を訪問した。
今回の来日の目的は、ビジネスと文化交流の促進で、ハンス・ヨアヒム・デア駐日ドイツ連邦共和国大使はじめ、政治・経済界の代表団も同行した。
オッティンガー州首相とデア駐日ドイツ大使は、同社親会社であるダイムラー・トラック部門総責任者で来日したアンドレアス・レンシュラー氏、三菱ふそうのアルバート・キルヒマン社長兼CEOら幹部と面会した。
代表団は、同社の川崎工場を視察し、小型トラック『キャンターエコハイブリッド』の見学と大型路線バス『エアロスター・エコハイブリッド』を試乗した。
キルヒマンCEOは「バーデン・ヴェルテンベルグ州と当社の本社のある神奈川県は、双方とも自動車産業の伝統と、車・トラック業界における強力なプレゼンスを維持し続けている。ドイツ・日本間における力強い協力分野を表す三菱ふそうのハイブリッド車を披露できたことを特にうれしく思います」と述べた。
バーデン・ヴェルテンベルグ州は、ドイツ連邦の16州の中で3番目に大きい州で、州都シュツットガルト市にダイムラー・トラック部門の本社がある。